神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2020年10月9日 エリアトップへ

「のらぼう人生」凝縮 高橋孝次さん 書籍刊行

文化

公開:2020年10月9日

  • LINE
  • hatena
新著を手にする高橋さん
新著を手にする高橋さん

 川崎市の伝統野菜「のらぼう菜」を70年作り続ける高橋孝次さん(88)=多摩区=が、書籍『のらぼう菜―太茎多収のコツ』を今月刊行した。

 のらぼう菜は甘みが特徴のアブラナ科の野菜で、鎌倉時代から市内で栽培が始まったとされる。高橋さんは市内学校で食育の出前授業を続け、2015年には県内2人目の「地域特産物マイスター」に認定。書籍では歴史や栽培方法のポイント、おいしい食べ方などをまとめている。川崎区のキムチ店「おつけもの 慶 kei」とコラボしたのらぼう菜キムチも紹介する。

 高橋さんは「のらぼうで人生の最後を飾る気持ちを本に託した。10年来の夢が叶ってうれしい」と思いを語る。執筆に協力した市民団体「かわさきのらぼうプロジェクト」の清水まゆみさんは「表紙題字は高橋さん直筆。菅地区の『のらぼう菜』と共に歩んだ88年の重みを感じる」と話す。

 一般社団法人農山漁村文化協会発行、A5判88ページで税込1320円。市内書店や通販サイトAmazon(アマゾン)で購入できる。問い合わせは、清水さん(norabona2020@gmail.com)。

川崎区・幸区版のローカルニュース最新6

競輪場で「こどもまつり」

競輪場で「こどもまつり」

5月3日から5日

4月23日

アジアグルメ一堂に

4月27・28日フェスタ

アジアグルメ一堂に

川崎駅周辺で

4月22日

連休は笑いをお届け

連休は笑いをお届け

川崎区本町で落語会

4月20日

マリエンで茶道教室

初代市長石井氏を語る

市民団体企画

初代市長石井氏を語る

中原区でシンポジウム

4月19日

生地を募集中

生地を募集中

河原町 すずらんの家

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook