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川崎区・幸区版 公開:2020年10月16日 エリアトップへ

川崎地方自治研究センター理事長に就任した 板橋 洋一さん 川崎区在勤 66歳

公開:2020年10月16日

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弱きを助け、強きを挫く

 ○…都市問題について研究し、政策提言を行う川崎地方自治研究センターの理事長に就任した。革新市政時代は様々な市政課題に関わってきた知恵袋的な存在だったが、今はより緩やかに、ウイングを広げ「川崎市役所と市民団体の応援団」を目指す。行政マンとして麻生区と宮前区で副区長を務め、中原区では区長として区政を牽引した経験や知識の還元にも意気込む。

 ○…川崎区出身。東小田小、田島中、県立川崎高を経て早稲田大学に進学。大学時代は雄弁会に所属し、ジャーナリストを目指したが、伊藤三郎市長(当時)の演説を聞き感銘を受けた。「自分の力を試してみたい」と方向転換し、1974年に川崎市役所に入庁。組合活動に長年取り組み、高橋清市長の選挙運動にも携わった。2015年、今度は自ら市議選に幸区から立候補するなど、バイタリティーに富んだ経歴を歩む。

 ○…市職員として駆け出しの頃、大師福祉事務所での生活保護のケースワーカーを務め、貧しい生活保護受給者や在日コリアンの実態を知った。行政マンとして弱きを助け、強きを挫く精神を貫いた原点はここにあるという。反ヘイト運動にも2016年の最初から携わり、街頭デモでは、排外主義者と対峙し、条例化への働きかけにも力を尽くした。

 ○…コロナ禍により、今、市民の不安感が増していると感じる。市職員は現場に出て市民と対話し、相談機能を充実させることが重要だと訴える。関心は大阪都構想や統合型リゾート(IR)にも及ぶ。「川崎にとっても対岸の火事ではない。それを市民に知ってもらう場を作りたい」。やりたいことは尽きないようだ。自宅近くの尾根道を妻とウオーキングすることが目下の息抜き。

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