神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2020年11月6日 エリアトップへ

市遺族連合会 戦後75年目の慰霊法要 コロナ下も祈り絶やさず

社会

公開:2020年11月6日

  • LINE
  • hatena
西明寺で焼香をあげる遺族会会員ら
西明寺で焼香をあげる遺族会会員ら

 市内7区の戦没者遺族会でつくる川崎市遺族連合会が10月31日、西明寺(中原区)で慰霊法要を行った。例年、川崎市総合福祉センター(中原区)で同時開催されていた市と共催の「川崎市戦没者追悼式」は中止されたが、平和への祈りを絶やさないため慰霊式は会場を移し、規模を縮小して開催。当日は「密」を避け、参加人数を各区4人までに制限し実施時間も短縮した。市仏教会(渡辺新治会長=西明寺)の協力を得て、会員24人が太平洋戦争で犠牲となった故人の冥福を祈った。

 同連合会の安齊久男会長(宮前区在住)は「慰霊できなければ、遺族会の存在意義の一つがなくなってしまう。市内の戦没者名簿には8167人の名前がある。やらないわけにはいかなかった」と話した。

進む高齢化会継続に課題

 市遺族連合会の会員数は、記録がある1997年時点では2697人だったが、現在は1019人までに減少している。安齊会長によると近年は高齢化が進む中、年に約50人のペースで減少が続いているという。

 戦争の悲惨さや平和への祈りを次世代へ継続するため、孫やひ孫世代を対象にした青年部を創設するも、会員減少に歯止めがかからない現状がある。横浜遺族会など、他地域では解散を決めた遺族会もある。

川崎区・幸区版のローカルニュース最新6

連休は笑いをお届け

連休は笑いをお届け

川崎区本町で落語会

4月20日

川崎大空襲、悲劇を後世に

さいわい歴史の会

川崎大空襲、悲劇を後世に

延命寺で慰霊の会

4月19日

川崎消防団長に村上氏

川崎消防団長に村上氏

南町で交代式   

4月19日

マリエンで茶道教室

初代市長石井氏を語る

市民団体企画

初代市長石井氏を語る

中原区でシンポジウム

4月19日

生地を募集中

生地を募集中

河原町 すずらんの家

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook