真宗大谷派稱名寺(しょうみょうじ)(本多和住職/幸区下平間)は毎年、赤穂浪士の討ち入りの日にあたる12月14日に行ってきた、同寺所蔵の赤穂浪士ゆかりの品の一般公開を今年は中止する。
本多住職は「毎年多くの方に来ていただいており、今年は密になるのを避けるため中止にせざるを得ず、申し訳ない。来年また楽しみにしてもらいたい」と語った。
同寺は1985年に川崎市重要歴史記念物に指定された「紙本着色四十七士像」をはじめ、大石内蔵助が描いた梅花の掛物、おかめの面といった愛蔵品や銚子や盃、書簡など17品を所蔵する。
住職によると遺品公開は85年の文化財指定を受けてからは大々的に見学を受け入れてきた。中止は初めてのことだという。
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