川崎区の渡田山王町町内会(高野元雄会長)は多発するアポ電詐欺に注意を呼び掛けるポスターを作成し、町内13カ所の掲示板に張り出した。
特に新型コロナウイウイルス感染拡大に乗じ横行する、PCR検査やワクチンの予約金などを口実にした詐欺に注意喚起を促す。
同町内会では昨年11月に詐欺未遂事件が発生。孫を語る男からの電話を受けた女性が話を信じ込み、銀行で現金を下ろしたところに、女性の娘が家を訪問。当時、孫は娘宅にいたことから詐欺の電話と発覚し、警察に連絡。騙されたふりをし、犯人が家に金を受け取りに来たところで逮捕された。
高野会長は「このポスターを見て詐欺電話を意識することで、被害に遭う人がいなくなればと思う。もしも電話が来たらすぐに警察に連絡をして」と語った。
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