川崎市立看護短期大学(幸区小倉)の卒業生に向けて、多摩区の市立中学3校から感謝のメッセージを込めた品々が寄贈された。3校と生田地区社会福祉協議会による医療従事者を支援するプロジェクトの一つで、市立多摩病院や聖マリアンナ医科大学病院(宮前区)に続き、3月4日に贈呈式が行われた。
当日は市立看護短大から坂元昇学長らが多摩区の枡形中学校を訪問。生徒代表から寄せ書きやポスター、メッセージを添えたチョコレートが贈られた。枡形中生徒会長の一山泉さん(2年)は「感謝の気持ちを伝えることで少しでも力になったら」と思いを話した。
寄贈品に付いている2次元バーコードを読み取ると、メッセージ動画も視聴できる。坂元学長は「コロナで学生も苦労の1年だった。4月から現場に出る卒業生にしっかりと伝えたい。泣いて喜ぶと思う」と語った。
同短大の卒業式は3月6日に開催。卒業生89人が門出を迎えた。
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