ランドセルを背負って神事に臨む児童ら
若宮八幡宮（中村博行宮司・川崎区大師駅前）で３月20日、児童の学業成就や交通安全、身体健全を祈願する「新入学児童勧学祭」が執り行われた。
今春、若宮幼稚園を卒園し、希望した園児らが参列。中村宮司と、同幼稚園理事長で神職でもある中村博基さんが、真新しいランドセルのお祓いをした。当日は、教諭も巫女姿で登場し、節目を祝った。
中村美津子名誉園長は「新一年生も神妙な面立ちで参加し、親御さんや児童にとってひとつの節目になった。これからも通過儀礼として続けられたら」と話した。
若宮八幡宮総代会長の星川孝宜さんは「今日お祓いしていただいたピカピカのランドセルには学校で使う教科書や文房具などのほかに、皆さんの希望や未来も詰まっている。６年間大切に使ってください」と子どもたちに呼びかけた。
記念品としてミニランドセル御守りと願いごとをかける絵馬型御朱印もプレゼントされた。参加した子どもからは「学校に行くのが楽しみ」と入学を心待ちにする声も聞かれた。
ミニランドセル御守りと絵馬御朱印
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