福田紀彦市長と市民が直接対話を行う「車座集会」が3月21日、古川小学校体育館(幸区古川町)で開催された。テーマは「子どもたちの『あったらいいな・できたらいいな』の実現に向けて〜自由にボール遊びができる場所がほしい〜」。古川小児童12人、幸高校生2人をはじめ、PTA関係者、こども会、町内会、地域団体など大人12人が参加した。
一昨年の車座集会で古川小児童から「自由にボール遊びができる場所が欲しい」という意見が多く出たことから、これまでに古川小学区の大人たちによる会議で「校庭」と「公園」について意見交換を行ってきた。
当日、校庭利用について「時期を限定して地域で見守りしながら校庭開放する」「地域のスポーツ行事や祭などと連携して校庭開放する」という検討内容が説明された。
幸高生は2月に総合学習「幸探究」の発表会で提案した、高校生と小学生が一緒に遊ぶ季節ごとのイベント開催や、高校生による見守りボランティアチーム結成といった、小学生と高校生の交流を通じた校庭開放を再提案。児童からは「高校生と遊んでみたい」という声が大きく上がった。
参加者からは「僕たち子どもの意見も真剣に考えてくれている大人たちがいることが分かってありがたいと思った」といった声が聞かれた。
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