新型コロナウイルス禍で大変な思いをしている救急隊員らに英気を養ってもらおうと、川崎駅前で飲食店を営むウッドストックグループが川崎区内の2つの消防署にハンバーガー60食分を寄贈した。3月11日には同グループの松丸裕司代表と河口那夫統括店長が臨港消防署を訪れ、菅野浩一署長に手渡した。
緊急事態宣言の発令などにより、飲食業界は厳しい経営が強いられている。それでも「お店が根差すことができたのは地域のおかげ。少しでもできることがあれば」と松丸さんは寄贈に至った思いを明かす。稲毛神社(川崎区宮本町)で神輿を担ぐ仲間に、同消防署員がいた縁もあり、消防署での寄贈が実現したという。
この日は、「ベーコンチーズバーガー」30食分を届けた。川崎区京町のパン屋と共同開発したバンズに、厚めのベーコンと牛肉100%のハンバーグなどを挟んだウッドストックで1番の人気商品だという。
寄贈を受け菅野署長は「心から感謝したい。救急隊員みんなで味わいたい」と喜んだ。
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