市政報告 配慮ある新型コロナワクチン接種体制の構築へ 公明党川崎市議会議員団 浦田だいすけ
3月2日に行われた公明党の代表質疑において、新型コロナウイルスワクチン接種について川崎市の取り組みを質しました。
本市へのワクチン供給量が不透明な状況で、ワクチン接種を円滑に実施するためには、様々な事態を想定し、現場に即した柔軟な対応が必要となります。また、ファイザー製のワクチンは解凍後、2℃〜8℃で5日以内に使用されなければなりません。このことから、ワクチンを無駄にしないため、また、感染リスクの軽減や不安の解消といった観点から、訪問看護・介護、医療的ケア児の保護者といった方への接種について、接種順位にとらわれず、柔軟に対応するよう求めました。これに対し、健康福祉局長からは、訪問接種においてはワクチンを無駄なく効率的に接種する観点から、同居のご家族への接種等も含めて、柔軟な対応を検討していくとの答弁がありました。
会場のバリアフリー化障がい者支援を
障がいのある方へのワクチン接種について、接種会場における、バリアフリーや意思疎通・情報提供の方法など、障がい特性に応じた支援が必要であることから、移動支援も含めた今後の本市の対応を質しました。
これに対しては、集団接種会場における段差への対応や、車いす利用者への通路幅の確保、随行者同伴による接種対応への配慮などを行い、併せて、身近な地域での接種が可能となるよう、個別接種体制の充実に向けても取り組みを進めるとの答弁を得ました。
広く情報発信を
新型コロナウイルスワクチンを接種するかしないかは市民の皆様の意思に委ねられておりますが、それは正しい知識・正しい情報によって判断されるべきであり、ワクチンに関する安全性・有効性や副反応も含めて広く情報発信することを求めました。
その他、接種を担う人材確保に当たっては休職中等の医療従事者の活用を、また、医療機関からの相談体制の構築を求め、これらについても適宜実施及び検討を進めていくと回答しました。
今後も安心の接種体制の確立を目指し取り組んで参ります。
|
|
|
|
|
|
4月19日
4月12日