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幸区保護司会 福祉プラザに活動拠点 面談や情報共有の場に

社会

掲載号:2021年4月23日号

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相談スペース(手前)
相談スペース(手前)

 幸区保護司会は4月19日、活動拠点となる「更生保護サポートセンター」を川崎市さいわい健康福祉プラザ内(幸区戸手本町)に開所した。対象者との面談や、保護司同士の情報共有、就職支援などの場として活用する。

 保護司は少年院を出所した人や保護観察中の人の状況観察や定期的な面談、住居・就業先の相談などを通して社会復帰支援や再犯防止に努める。

 幸区保護司会は現在39人が活動しているが、これまで面談や相談場所は主に自宅だった。対象者のプライバシーの観点や、保護司の新たな担い手となる人にとっての抵抗感などが課題となり、活動拠点の整備が求められていた。

 サポートセンターの開設は2017年の川崎区、18年の中原区に続き市内で3カ所目。さいわい健康福祉プラザを運営する区社会福祉協議会が空き部屋を提供する形で開設にこぎつけた。18・75平方メートルの室内には相談スペースと事務スペースを配置。平日に開所し、火曜と木曜日は企画調整担当として任命された31人の保護司が交代で常駐する。

 幸区保護司会の杉谷憲一副会長によると、サポートセンターは新任保護司のサポートや相談対応の役割も担うという。一人ひとりが担当する事案が異なることから、一人では解決しにくいことも経験を共有したり、アドバイスをもらったりすることで対応方法を見出していく。地域への犯罪予防などに関する情報提供や非行に関する相談対応なども実施し、地域に開かれた施設を目指す。

 19日の開所式で、菱沼正文会長は「面談場所が一番の課題だった。今後センターを活用しながら地域や学校、関係団体との連携も強化していきたい」とあいさつ。福田紀彦市長は「誰一人取り残さない社会の実現に向け、協力して取り組んでいきたい」と話した。更生保護法人川崎自立会の斎藤文夫理事長は先に開設した川崎区について「(保護司同士が)経験を持ち寄って話すことで研鑽に資している」とサポートセンターの必要性を述べ、「明るい地域づくりにつながるのでは」と期待を寄せた。
 

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