川崎市港湾局は5月11日、2020年の川崎港港湾調査の速報値を発表した。
川崎港全体のコンテナ個数が17万TEU(コンテナの個数を数える単位)で6年連続過去最高を更新した。輸入は中国やベトナムからの家具装備品や製造食品が増加し、前年比117・5%だった。担当者は「コロナ下の巣ごもり生活の影響もある」と分析する。
入港船舶数は1万6236隻で前年比82・9%、約8556万総トンで前年比87・2%と減った。原油の輸入が、石油コンビナートの定期修理の間止まり、前年比65・4%と落ち込んだことが要因にあるという。
主要国・港別の取扱貨物量は輸出は完成自動車が主なアメリカが最多で化学薬品や金属くずの多い中国、韓国が続いた。輸入は液化天然ガスや原油の産出国のオーストラリア、アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビアの順となった。
川崎区・幸区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
マリエンで茶道教室4月19日 |
|
|