幸区北加瀬の大野勝彦さん(80)は6月12日に開催を予定していたホタル観賞会をやむなく断念した。2014年から毎年行ってきた鑑賞会だが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止。それでも「ホタルを見たい」という人が何人もいたことから、今年は完全予約制の入れ替え制で行おうとしていた。しかし、まん延防止等重点措置が延長されたこともあり、今年も中止せざるを得なくなった。
これまでは経営するパソコン教室1カ所での開催だったが、今年は春に閉店した大野はきもの店のスペースもリフォームして2カ所開催とし、「楽しみにしている人たちの期待に応えたい」と気合の入っていた大野さん。「来年また楽しんでもらえるように、しっかりと育てていきたい」と意気込んだ。
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