神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2021年7月2日 エリアトップへ

6月30日付で幸区社会福祉協議会会長に就任した 加藤 満治さん 幸区小倉在住 81歳

公開:2021年7月2日

  • LINE
  • hatena

生涯、世話焼き

 ○…地域福祉の推進を目的に活動する社会福祉協議会。幸区社協会長に6月30日付で就任した。これまで日吉第三地区社協会長として会食会、特養ホームの餅つき大会、障害者施設の散歩ボランティアなど地区内での活動に取り組んできた。今後は区社協会長として社協構成団体の要となり、行政や公団体との情報交換も行う。「今は心豊に暮らせる社会のために社協が果たす役割は何かを常に考えている」

 ○…幸区小倉で生まれ育った。小倉が農村だった頃、農作業や祭りなど地域で助け合うことが当たり前だった。「人はひとりでは生きられない。助け合い、心の連携で今の生活がある」と自らの経験を福祉の実践に込める。小倉のまちの発展の過程で、先達が町会や組合などで地域を支えてくれた。若い頃は仕事が忙しく任せきりだったが、定年後、「当時の恩を返すつもり」で社協の仕事に関わるようになった。20年にわたる活動の原動力は地元への愛着、絆。「動けるうちは自分の役割を果たしていく」

 ○…小学5年生で父親を亡くした。中学卒業後は妹、弟の将来を考えて普通高校進学を諦め、家の田んぼ仕事を手伝いながら県立川崎高校の定時制へ通った。大学の夜間部に進学と同時に横浜市職員として働き始めた。中区役所では福祉課長を務めた時に社協とかかわった。「行政の考えも社協の苦労も分かる」ことが両者のつなぎ役として生きている。

 ○…町内会の会計係、小倉神社の役員、小倉公会堂の管理委員会委員長など地域活動でも要職に。昔から世話焼きだった。中学時代は応援団長をやり、昭和40年頃から小学校の同窓会幹事を引き受け、4年に一度欠かさず開催している。「みんな喜んでくれるからやりがいある」と笑う。

川崎区・幸区版の人物風土記最新6

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

杉山 孝博さん

社会医療法人財団 石心会理事長を務める

杉山 孝博さん

幸区在勤 76歳

3月22日

本田 志帆さん

全日本学生フルコンタクト空手道選手権に優勝した

本田 志帆さん

幸区戸手在住 20歳

3月15日

太田 隼矢さん

美男コンテスト「ミスター・ジャパン2023」でグランプリを受賞した

太田 隼矢さん

宮前区出身 26歳

3月8日

家田 昌利さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第二次派遣で大隊長を務めた

家田 昌利さん

相模原市在住 59歳

3月1日

國富 多香子さん

「グリーフケアカフェあかりmâmâ」の共同代表で、初めて講演会を企画した

國富 多香子さん

中原区在住 49歳

2月23日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook