バスケットボール男子B1・川崎ブレイブサンダースの篠山竜青選手と長谷川技選手が7月9日、小峰幼稚園(幸区小倉)を訪れ、幼児用ゴールを寄贈した。
当日は園児の呼びかけに応えて選手が登場。ゴールにサインを書き入れ、代表園児に直接手渡した。篠山選手は「今日はバスケットやスポーツの楽しさを伝えるために来ました。コロナで大変なことも多いけど、体を動かす楽しさを忘れないでほしい」と熱い眼差しに。「『かっこいい選手』が幼稚園に来たから、試合を見に行きたいとお母さんに伝えてください」と園児らに「宿題」を出し、笑いを誘った。長谷川選手は「10月には試合も始まります。バスケ教室もやっているので、興味がある人はぜひ見に来てください」と笑顔を見せた。
この日はアカデミーコーチの岩崎淳(まこと)さん、山村亮介さんによるバスケ体験会も。園児はドリブルやシュートに挑戦した。大島新さん(5)は「すごく楽しかった」、中野瑛麻さん(6)は「(選手は)パパより大きくてびっくりした」と感想を話した。
松本春恵園長は「貴重な体験をさせていただき、子どもたちの刺激になった。こうした経験が、子どもたちの興味を広げるきっかけになる」と語った。
「SDGs」掲げ市内150園めざす
同クラブではSDGs(持続可能な開発目標)を掲げたプロジェクト「&ONE(アンドワン)」を昨秋に始動。プロジェクトの一環で、幼児用バスケットゴールを3年で市内150カ所の幼稚園や保育園に寄贈する目標を掲げる。幼児期からスポーツに触れ、体を動かす楽しさを実感できる機会を提供しようという試みだ。
第1弾として希望する園を昨年募り、5園への寄贈を終えた。今後、第2弾の募集を開始する予定という。
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