川崎市が花壇などの景観を表彰する「第17回わがまち花と緑のコンクール」で、川崎区中島在住の比嘉孝さん(73)が個人部門で大賞を受賞した。比嘉さんは「庭に自由に出入りできるようにしている点が評価されたのだと思う。ますます張り合いが出た。励みになる」と喜びを語った。
比嘉さん宅の庭は約45坪。サクラ、ウメ、バラ、アジサイ、ムクゲ、サルスベリなど80種ほどの草木が植えられている。道路に面した庭には門扉がなく、誰でも通り抜けできるようになっている。テーブルと椅子も置いてあり、時にはひと休みという人も。アジサイなど花が欲しいという人には切り分けてあげるのだという。「8月にはヒマワリが見ごろになる。楽しみにしておいて欲しい」と話す。
比嘉さんが庭造りを始めたのは、20年ほど前に夫婦でニュージーランドのクライストチャーチを訪れた時、自由に入れる一般家庭の庭園を見て感激したことがきっかけ。自宅前に建っていたアパートを取り壊して庭を造ったという。
川崎市の推薦を受け「第31回全国花のまちづくりコンクール」にも応募した。
川崎区・幸区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
マリエンで茶道教室4月19日 |
|
|