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若者の地域活動を支援する市民団体「川崎ワカモノLab」の共同代表を務める 蛯原 帆奈海さん 幸区南加瀬在住 22歳

掲載号:2021年9月10日号

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きっかけ作り、出会い紡ぐ

 ○…「自分たちが住みよいまちを自分たちで作りたい」-- 。思いをともにする仲間4人と4月に団体を立ち上げた。メンバーは全員、市とNPO法人が主催する高校生対象の「川崎ワカモノ未来プロジェクト」の卒業生。地域での「やってみたい」を実現するアイデアを出し、プロジェクトにつなげる経験を共有した。「何かしたいけどどうしたらよいか分からない。そんな若者と最初の一歩を一緒に歩めるような支援ができれば」

 ○…「運動も勉強も人並み」というが、真面目な性格を生かし、南加瀬中学時代は生徒会でも活躍。ただ、真面目さがゆえにからかいを受けることもあったという。「早く地元を出たかった」と打ち明ける。地域に目を向けたのは高校生の時。川崎駅近くを歩いていると「どけ中国人」との言葉を浴びせられた。ヘイト街宣の最中だった。「衝撃を受けた。疑似的に当事者の立場に立ったことで自分事になった」

 ○…学校での抑圧された気持ちをぶつけたのは演劇だった。小学生時代の英語教室で劇と出会い、高校では演劇部に。高校1年生で芸能事務所に所属し、全国CMにも出演した。「自分じゃない自分になれる。壁を感じていた人と距離を縮める一つの手段」と人懐っこい笑顔を見せる。

 ○…プロジェクトに参加する際「意識が高い、キラキラした人ばかりなのでは」と一度は尻込み。一方で、自分にできる多文化共生の取り組みを模索したいと強い思いで一歩を踏み出した。年齢も違う様々なメンバーと関わるうち「一緒に考えてくれる人がたくさんいた。自分や相手の新たな一面を発見できた」と魅了された。「自分も誰かにきっかけを与えられる存在になりたい」。活動を通じて若者と地域の縁を紡いでいく。

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