川崎生まれのトウガラシの新品種「香辛子」を活用したレシピコンテスト(主催=香辛子プロジェクト)の最終審査が9月4日、産業振興会館内のカフェ・まんまmiyuで開催され、川崎区小田在住の藤原優子さん(36)が考案した「香辛子のセビーチェ」が最優秀賞に輝いた。
セビーチェとはペルーの名物料理で、魚介類のマリネ。藤原さんは香辛子のフルーティーな香りを強調するため、火を使わず生で調理。タコやパプリカなどを、加工品のオリーブオイル・香力であえることで川崎発の香辛子の魅力をダブルで引き立てたという。味は25点満点中24点の高得点。彩りなども高評価を受けた。
藤原さんは昨年の第1回レシピコンテストにも挑戦。最終審査まで残るも入賞を逃し、悔しさを募らせていたという。「今年こそ」と挑んだ今回は15作を応募するほどの気合の入れようだった。「本当にうれしい。朝晩試作に明け暮れたかいがあった」と笑顔で話した。
最終審査は応募70作から絞られた8つのレシピを審査員らが実食。味や見た目、独自性、香辛子の魅力を引き立てているかなどの観点から採点された。【レシピはWeb限定記事で紹介】
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