幸区神明町付近の散歩道にもなっている「さいわい緑道」にある休憩スペース「休み処いたさん」のテーブルと椅子が、地元企業の協力で新調された。
新たなテーブルは横幅200センチ、縦幅47センチ、高さ67センチでマツの木製、椅子は直径約30センチ、高さ56センチでスギの木製が6脚。
以前のテーブルと椅子は20年ほど前に町内のある企業の先代社長から寄贈されたものだった。老朽化のため新調を検討していることを神明町町内会の小泉正敏会長が、9月中旬に同社に報告したところ、現社長から新調の費用を負担すると申し出があった。小泉会長は「2代にわたって寄贈をしていただけるとは大変ありがたい」と感謝を口にする。
製作したのは町内の浅原工務店。テーブルの表面の釘穴に埋め木をして引っかかる危険を無くしたり、椅子は割れを防ぐために背割りをするなど、職人ならではの技も光る。
さいわい緑道は近所の子ども連れや、高齢者が散歩する姿がよく見られる。小泉会長は「お茶を飲むなど散歩途中の休憩にぜひご利用ください」と呼びかける。
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