川崎区・幸区版 掲載号:2021年10月29日号 エリアトップへ

市立小の不登校 800人超 昨年度、5年連続で過去最多

教育

掲載号:2021年10月29日号

  • LINE
  • hatena

 神奈川県は2020年度の児童生徒に関する調査結果を今月発表。川崎市立小学校で長期欠席した児童1271人のうち「不登校」は807人(前年比107人増)にのぼり、過去30年の最多を5年連続で更新した。

 文部科学省による国公私立小・中・高校の長期欠席やいじめの実態を把握する調査に基づき、県が取りまとめ、川崎市が市内の状況を公表した。

 長期欠席は連続または断続して年間30日以上欠席した児童生徒とし、理由は病気や不登校などに分類。20年度から「新型コロナウイルスの感染回避」が理由の項目に追加され、川崎市立小学校では190人だった。

無気力・不安に要因

 全国の公立小中学校で増加傾向にある不登校は、川崎市立小でも15年度の293人から5年で約2・8倍に増大。学年別では高学年になるほど増え、20年度は1年生が46人、6年生が最多の230人となっている。

 今回の調査結果によると、市立小における不登校の主な要因は、本人の「無気力・不安」が前年比57人増の483人で最多。家庭内の「親子の関わり方」が101人、「生活リズムの乱れ・遊び・非行」が77人と続く。学校に関わる要因で最も多いのは「いじめを除く友人関係をめぐる問題」で35人だった。

 20年度の市立小の児童数は7万4149人(前年比217人減)。不登校の要因について市教育委員会は「全員に同じ傾向があるわけではなく、それぞれ事情は異なる」と説明。「調査結果を分析し、個別にきめ細かく状況把握することで支援につなげたい」としている。市民団体「不登校を考える親の会川崎の会」の竹内春雄代表は「年代に関係なく全般的に、さまざまな原因が複合的に重なって起きるもの。子どもたちもなまけているわけではない。問題を受け流せず、自分を責めて登校できなくなるケースもある」と指摘する。

 市立中学校の20年度の不登校の生徒は、前年比19人減の1370人。3年連続で1300人台を推移している。

川崎区・幸区版のトップニュース最新6

惣之助の偉業、映像化

映画監督喜屋武さん

惣之助の偉業、映像化 文化

今秋公開目指す

1月14日号

芝がつないだ名将との縁

市立川崎高サッカー部

芝がつないだ名将との縁 スポーツ

故・小嶺忠敏さん秘話

1月14日号

鹿島田商店会 特別賞に

かながわ商店街大賞

鹿島田商店会 特別賞に 社会

オンライン活用企画が評価

1月7日号

コロナと経済 両立めざす

黒岩知事インタビュー

コロナと経済 両立めざす 社会

反転攻勢に強い意欲

1月7日号

川崎の新時代へ「挑戦」

川崎の新時代へ「挑戦」 政治

福田市長、2022年を語る

1月1日号

六郷橋からクルーズ船

市民有志計画

六郷橋からクルーズ船 経済

今春にも実証実験

1月1日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 6月26日0:00更新

  • 6月19日0:00更新

  • 9月13日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2022年1月14日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook