幸消防署(望月廣太郎署長)は11月8日、キヤノン矢向事業所で爆弾テロ対応合同訓練を行った。幸消防署(臨港消防署特殊災害対応隊含む)、幸消防団、幸区役所、幸警察署、キヤノン矢向事業所、川崎幸病院、田村外科病院から約80人が参加した。
キヤノン矢向事業所の建物内で原因不明の爆発が発生し、けが人が多数発生しているという想定で、テロ災害初動対応、現場指揮本部運用、負傷者の救出・救護・搬送といった訓練が行われた。
神奈川県災害医療コーディネーターでもある田村外科病院の田村哲郎院長によれば、爆弾は簡単な材料で作ることができるため、危険は常に潜んでいるという。そのうえで「救護活動に際しては心に余裕をもって、自分の命を守ることも大切にしてほしい」と話した。
望月署長は「集客施設や交通機関、大企業などテロの標的になる場所はたくさんある。セキュリティは進歩したが、いつどこで起こっても対応できるように準備が必要。連携を確認した今回の訓練を今後の糧にして欲しい」と話した。
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