自慢げにアケビを持つ三俣さん（上）、軒先に実を付けたアケビ
川崎区大島にあるポピー美容室の脇の軒先に、特大アケビがたわわに実を付けている。
同美容室を経営する三俣敏昭さん（82）によると例年、長さ10センチ前後で10個弱収穫できるというが、今年は15センチ以上のものもあり、20個超と数も多い。三俣さんは「育てて60年以上になるが、こんなに多く実ったのは初めて。大きさにもびっくり」と自慢げに実を手に取る。
美容室前を通る人たちからも驚きの声が寄せられ、「この辺ではあまり見られない。田舎を思い出す」と懐かしむ人も。三俣さんは「オリーブオイルで炒めて味噌と砂糖で味付けすると美味しい。とろとろしてナスのような食感」と笑顔で話す。11月中に徐々に紫色に色づき、熟れて割れ、実を落とすという。
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