経済的な理由などで生理用品を入手できない「生理の貧困」。生理用ナプキンの寄付を通して川崎市立高校5校の生徒らを支援しているボランティア団体・レッドボックスジャパン(尾熊栞奈代表)へ11月10日、市立橘高校(中原区)の生徒7人が代表して礼状を手渡した。
生理用品が入手できないことで学業に支障が生じることのないよう、赤い箱に生理用ナプキンを詰めて全国の学校に届けている同団体。今年6月、川崎市立高校も1箱ずつ寄付を受けた。主に保健室に設置しており、必要な生徒らに養護教諭から手渡している。
今後もナプキンがなくなったら、同団体が追加で提供していくという。尾熊代表は「誰もが当たり前に生理用品を使うことができ、男女ともに生理を理解する機会にしていきたい」と話した。
10日の礼状贈呈後の歓談の場では、生徒から男性ボランティアの参加状況に関する質問などが飛んだ。スタッフの尾熊涼一さんは「約半数が男性。女性の社会進出が進んでおり、仕事上のコミュニケーションを円滑に進める上で女性を理解することが大切。そういう思いで関わっている」と答えた。
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