神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2022年1月1日 エリアトップへ

旭町一丁目子ども山車 若宮八幡宮で再出発

文化

公開:2022年1月1日

  • LINE
  • hatena
記念写真に納まる関係者
記念写真に納まる関係者

 譲渡先を探していた川崎区旭町一丁目町内会(土屋英治会長)の子ども山車について、若宮八幡宮(川崎区大師駅前/中村博行宮司)が引き取ることになった。同神社は夏祭りなどで活用してきたいとしている。

 本紙の記事をみて同町内会に町内の寺院から「預かってもいい」という話もあったが、サイズが大きく、保管が困難だったことから断念。他にも区内の町内会が興味を持ったが、手持ちの神輿の方が新しいということでまとまらなかった。その後、同神社からの話をうけ、譲渡を決めた。

 同神社にはこれまで山車がなく、本紙で同町内会が譲渡先を探していると知った禰宜の町田喜江(ひさえ)さんは「他に引き取り手がなければ是非受けたいと思っていた」という。神輿渡御の際の囃子の後継者不足もあり、山車が出ることで興味を持つ人が出てくれたらという思いがある。七五三の時に太鼓に興味を持つ子どもも多いことから、祭りの時に叩かせてあげたいとも。

 町田さんは同神社で使用するにあたって、山車に彫られた「旭町一丁目」の名前は消さずに、覆い隠すような形で若宮八幡宮の名前を出すという。「町内会の方で周年行事などで使用したいことがあった時に、名前はそのままの方がいいと思うので」と話す。

 昨年12月18日には約30年にわたり、山車を保管していた前町会長の森清さん(91)宅前に町内会役員、若宮八幡宮氏子総代らが集まり、譲渡式が行われた。子ども会会長だったという女性は「全く知らないところじゃなく、縁のある若宮さんに引き取られることに少しほっとしている」と感慨深げに話した。

川崎区・幸区版のローカルニュース最新6

川崎のまちの記憶を継承

川崎のまちの記憶を継承

デジタルアーカイブ入門

4月26日

ストリートピアノ 各所に

ストリートピアノ 各所に

5月12日までフェス

4月26日

「波乗りジャパン」初選出

幸区出身清水ひなのさん

「波乗りジャパン」初選出

世界ジュニア選手権へ抱負

4月26日

ミューザで記念演奏

市制100周年

ミューザで記念演奏

東京交響楽団と市民が共演

4月26日

平和の絵を描こう

ゆめパでキッズゲルニカ 参加者募集

平和の絵を描こう

4月26日

「育児や介護に不安」

外国人市民代表者会議 市長に報告

「育児や介護に不安」

4月26日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook