市政報告 父親の育児参加を促進ヤングケアラー支援充実へ 公明党川崎市議会議員団 浜田まさとし
12月議会では、父親の育児参加を促す父子手帳の充実などについて質問しました。
■父親の育児参加の促進を
生後6〜8カ月の赤ちゃんが、父親と母親の違いを感じ取って父親の抱っこに泣くことがあります。これは成長の証しですが、「パパ見知り」されたと落ち込む父親もいると聞き、父親への育児情報の提供充実を訴えました。
こども未来局長は「4年前から父親のために育児のポイントをまとめた父子手帳を母子健康手帳と共に渡しており、父親向け育児講座も開いていますが、さらに充実を図ります」と答えました。
■ヤングケアラーの支援を
「ヤングケアラー」とは、家族の介護や兄弟の世話を担う18歳未満の子どものことです。厚生労働省と文部科学省は、学校での問題に対応するスクールソーシャルワーカーを増員してヤングケアラーを支援するとしています。市も相談窓口をわかりやすく示し、支援を充実すべきと質問しました。
こども未来局長は「区役所の地域みまもり支援センターや児童相談所が連携して子どものSOSのキャッチに努め、わかりやすい相談窓口を検討する」と答弁しました。
■非常勤職員の手当充実を
市役所で働く会計年度任用職員という非常勤職員には、ボーナスでは、期末手当として1・2カ月分が支給されますが、常勤職員に支給される勤勉手当(0・95カ月分)は支給されません。総務省は「勤勉手当は、期末手当の定着状況を踏まえて検討する」としていることから、住居手当と扶養手当もあわせて検討すべきと求めました。
総務企画局長は「会計年度任用職員は3714名おりますが、国や他都市の動向を見て適切に対応する」と答えました。
■マイナンバーで健康増進
川崎市民の44%・67万人が発行を受けたマイナンバーカードについて、健康保険証としても使え、健康診断やお薬の情報にもつながることから、健康増進と介護予防に役立てるための質問もしました。日本一暮らしやすい川崎をめざし、今年も頑張ります。
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4月19日
4月12日