神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2022年2月11日 エリアトップへ

川崎フロンターレFW(フォワード)で背番号「24」をつける 宮城 天(てん)さん 市立幸高校出身 20歳

公開:2022年2月11日

  • LINE
  • hatena

成長の陰に「考える力」

 ○…地元川崎出身にして、今季の活躍が期待されるプレイヤーだ。プロ入り2年目の昨季はJ1初出場。9月22日の鹿島戦で初ゴールを決め、月間ベストゴール賞を獲得。その後の試合でもスタメンに名を連ね、存在感を発揮。「サッカー人生の中での転機の年」となったという。1月10日のとどろきアリーナでの成人式に出席すると「主に男性ファンだった」が、多くの人に声を掛けられ、ちょっとした有名人になったと実感した。

 ○…今季の目標は「シーズンを通して出場し続けてチームの力になる」ことを掲げる。とはいえ、ポジション争いはし烈だ。「体の強度、スピードや安定感、判断の速さに磨きをかけ、特長を出さなければ勝ち抜くことはできない」と危機感を募らせる。

 ○…サッカー人生の原点の地は、井田杉山公園(中原区)。「夕方6時頃まで毎日のようにサッカーに明け暮れていた」と懐かしむ。小1で入団した橘SCで本格的にサッカーを始め、フロンターレアカデミーでプレー。身体能力だけで思い通りのプレーができたが、高校2年の夏に靭帯を断裂。戦列から離れ、復帰後も力を発揮しきれなかった。「考えるサッカー」を実践し始めたのもこの頃。「この経験がなければ、今がない」という。まさに、けがの功名だ。今キャンプでも、他の選手のボールを持っていない時の動きや立ち位置、コンビネーションなどに目を凝らす。

 ○…川崎駅前の商業施設ラゾーナ川崎は、幸高校時代から慣れ親しんだ場所。今でも買い物などに出かける。また、元住吉の商店街は子どもの頃から毎年フロンターレの選手があいさつ回りに訪れる場所としてなじみ深い。「コロナ明けには凱旋のあいさつ回りをしたい」とはにかむ。

川崎区・幸区版の人物風土記最新6

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

杉山 孝博さん

社会医療法人財団 石心会理事長を務める

杉山 孝博さん

幸区在勤 76歳

3月22日

本田 志帆さん

全日本学生フルコンタクト空手道選手権に優勝した

本田 志帆さん

幸区戸手在住 20歳

3月15日

太田 隼矢さん

美男コンテスト「ミスター・ジャパン2023」でグランプリを受賞した

太田 隼矢さん

宮前区出身 26歳

3月8日

家田 昌利さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第二次派遣で大隊長を務めた

家田 昌利さん

相模原市在住 59歳

3月1日

國富 多香子さん

「グリーフケアカフェあかりmâmâ」の共同代表で、初めて講演会を企画した

國富 多香子さん

中原区在住 49歳

2月23日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook