市政報告 子どもの登下校見守り強化 公明党川崎市議会議員団 浦田だいすけ
市民の生命財産を守るため、防犯カメラを増設するように求めてまいりましたが、この度「防犯カメラを戦略的に整備する重点地区の指定に向けて検討を進める」ことが示されました。防犯力向上に向けた取り組みが一歩前進いたしましたが、その上で、この重点地区に通学路を含めるように要望いたしました。本市の行ったアンケートでは、子育てをしていて困っていることに「子どもが犯罪に巻き込まれないか不安がある」との回答が最も高くなっています。また、令和元年度版の警察白書では、「13歳未満の子供の被害(身体犯)は、平日の登下校時、15時から18時の下校時間帯に集中している」としており、通学路に防犯カメラを設置することは大変重要です。
引き続き、子どもたちの見守り強化りに向けた取り組みを推進してまいります。
地域の防犯力向上へ
公園では施設に対するいたずらや、動物虐待、また、不法投棄といった犯罪の温床になる場合もあります。そのため、公園を含めた地域防犯力の向上と、設置や維持管理費用などの負担軽減が図られる防犯カメラ付き自動販売機の設置を求めてまいりました。
公園周辺の方々の御理解を得ることや、画像管理等の課題もありましたが、撮影した画像をクラウドで管理する機種を採用することで、メンテナンスの手間やメディアの盗難といったリスク回避ができることから、町内会等からの設置要望に対して相談に応じていただけることになりました。
併せて、公園へ防犯カメラの設置を申請したものの希望通り補助されなかった団体等に対して防犯カメラ付き自動販売機の設置に関する案内も行われていきます。(設置にあたっての条件があります)
教育機会の確保に向けて
様々な要因で登校できない全ての児童生徒へ、オンラインによる学習支援が行えるように求めてまいりましたが、令和4年度に、学習支援アプリケーションの学校用アカウントが120本から、5000本に増やされ、全ての長期欠席傾向にある児童生徒に貸与できるようになりました。
また、年齢や学年ではなく、児童生徒の学習段階に応じて学習ができる教材をと求めておりましたが、この点についても、教育次長は「児童生徒の状況に応じた支援を行う上で有効なものである」と答弁しました。今後もすべての児童生徒の教育機会の確保に向けて取り組んでまいります。
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4月12日
4月5日