市政報告 さらなる通学の安全確保へ! みらい川崎市議団 たむら 京三
登戸児童殺傷事件や八街市の事故は、教訓であり風化させてはいけません。「かわさき教育プラン」には、「スクールガードリーダーや地域交通安全員を配置し、登下校時の安全確保をはじめ、さまざまな危険から子どもたちを守る取り組みを進めます」と記載されています。現在、スクールガードリーダーは、市立小学校114校に対し25人しか配置されていません。1人の方が5校程度の対応となっており、1週間に1日しか見守ることができず、毎日、通学する子ども達の安全は守れません。
八街市の事故後、文部科学省から「通学路における合同点検」の依頼が発出され、令和3年度、点検を実施した結果、本市においても対策が必要な箇所が134カ所も抽出されました。
134カ所の内、スクールガードリーダーなどの見守り活動等で対策するのが112カ所、物理的に対策が必要なのが27カ所です。この27カ所については、子ども達の安全確保のために1日でも早く対策を完了させるべきと質したところ、27カ所のうち、令和3年度に6カ所、令和4年度に11カ所、路側帯のカラー化や歩道設置など対策を実施し、残りの10カ所については、都市計画道路の整備に伴い歩道整備を実施するため、令和5年度以降の完了を予定していると回答。
通学路の安全対策として完了に時間を要する箇所については、見守り等、ソフト対策で対応するとのことです。スクールガードリーダーが週1回の巡回では、毎日、通学する児童の安全は守れません。さらなる増員に向けて早急に取り組むように要望しました。
また、児童等の安全確保に向けて「通学路交通安全プログラム」が策定されていますが、基本は通学路が対象です。通学路だけではなく、スクールゾーン内の危険な箇所についても対象とすべきと重ねて要望しました。
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市政レポート
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