川崎市は大規模接種会場(川崎区南町)での新型コロナワクチン接種を、30日(土)まで予約なしで受け付け始めた。市発送の追加接種券を持つ18歳以上を対象に午後0時30分〜7時。予約に余裕が出てきたため、接種しやすい体制を整える。
市は4月6日までに2回目接種済みの人の8割以上に接種券発送を完了。高齢者の3回目接種が8割近く進み、個別接種体制も整ったため、各区7カ所に設置されている集団接種会場を、5月1日から北部・中部・南部の3カ所に集約させる。これにより、集団接種会場は大規模接種会場を含む4カ所となる。
集団接種会場の接種日を週5日から6日に拡幅。午前9時から午後6時までだった実施時間を、南部・中部・北部接種会場では午後1時から9時に変更する。受付は8時まで。
市は今後、働く世代への接種を進める。担当者は「感染再拡大防止のためには日々の予防徹底に加え、追加接種が重要。可能な人は、早めの接種を」と呼びかけている。
感染者7週ぶり増
市内の新型コロナウイルス感染者報告数は、3月28日〜4月3日の1週間で6687件となり、前週比405件増で7週間ぶりに増加に転じた。市は、リバウンドの兆候がみられているとし、注意を呼びかけている。
市内の感染者報告数は、最多となった2月7日〜13日の1万3960件から、3月21日〜27日の6282件まで減少が続いていた。3月14日〜4月3日の新規感染者数は、60歳以上は6・0%と少ない一方、20代までが49・2%と約半数を占める。
市内の全市民数に対する追加接種率は、4月5日時点で65歳以上は83・98%、一方、65歳未満は32・81%。市は若年層の感染者数増加が全体の報告数の増加に影響していると見ている。
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