多摩区を拠点に全国各地で活動を続けてきた劇団・オペラシアターこんにゃく座が5月、川崎市アートセンター・アルテリオ小劇場(麻生区)で公演を行う。川崎市内での一般向けの公演は約1年ぶり。5月21日(土)にオペラ「タング-まほうをかけられた舌」、22日(日)に「こんにゃくざのおんがくかい」を上演する。
創設50周年を昨年迎えた同劇団は、宿河原にスタジオを構え16年。地域活性の一翼を担おうと、3年前から市内で一般公演を主催し、今回はアートセンターとの提携公演を企画した。
今月18日には、出演者5人そろっての稽古を開始。同劇団の萩京子代表と演出・大石哲史さんを前に、流れを確認した。歌役者の飯野薫さんは「こんにゃく座のオペラや音楽の魅力を2日間、たっぷりお届けする」と意気込む。制作担当の湯本真紀さんは「地元の子どもたちに音楽やお芝居の文化に触れてもらいたい」と思いを話した。
各2回公演、午前11時と午後2時。大人3千円、子ども2千円(当日500円増)。詳細は同劇団サイト。(問)【電話】044・930・1720
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