公明党の三浦信祐参議院議員は4月27日、川崎市コンベンションホール(中原区)で開かれた同党川崎総支部主催の講演会で国政報告を行った。
三浦氏は1期6年の実績として給付型奨学金制度の創設を強調。2019年の台風19号を受け、幸区戸手のスーパー堤防化の予算化につなげたことを防災、減災対策の成果として挙げた。
がん対策では、治療や検査に使用する放射性物質「ラジオアイソトープ(RI)」の国産化に道筋をつくったことを紹介。「RIを使った薬を使えば、体への負担が少ないがん治療ができる」と述べ、川崎区殿町での開発にも期待を込めた。
三浦氏はまた、少子高齢社会の展望に科学技術の振興が重要とし、自身の工学の知見を生かす考えを示した。今夏の参院選を見据え「結果を出す政治」のために尽力するとも誓った。
集まりには石井啓一同党幹事長、自民党の田中和衆議院議員と斎藤文夫川崎港振興協会会長が出席し、三浦氏の活躍に期待を寄せた。
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