川崎区出身の詩人・作詞家、佐藤惣之助の人物像や多岐にわたる活動を紹介する展覧会が、東海道かわさき宿交流館(川崎区本町)で開催されている。6月26日(日)まで。
同展は「惣之助と『沖縄・川崎』」と銘打ち、惣之助が1922年(大正11年)に沖縄を訪問し、『琉球諸嶋風物詩集』などで沖縄文化を広め、川崎と沖縄の関係の礎の先駆けとなった功績を紹介する。沖縄・那覇市の首里城公園には1959年に川崎市などが寄贈した惣之助の詩碑が建てられている。碑が建てられた経緯や、除幕式の様子を伝える当時の新聞記事なども展示している。
多彩な活動
同展は写真パネルや直筆原稿、約15分にまとめられた映像などで惣之助の活動を紹介。惣之助は『赤城の子守唄』『阪神タイガースの歌(六甲おろし)』などの作詞を手掛けたことで知られるが、俳句にはじまり、劇作家、詩、作詞と活動の幅を広げていった様子がうかがい知れる。
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