川崎キングスカイフロント東急REIホテル(水谷徳之総支配人)は2023年1月からトヨタ自動車製燃料電池モジュールを使用した明治電機工業製の「50kw純水素型定置式FC発電システム」を導入し、再び「水素ホテル」として水素発電を継続する。5月10日、運営会社の東急ホテルズが発表した。
同ホテルは2018年開業時から川崎市の「臨海ビジョン」「川崎水素戦略」のもと、昭和電工と協力し、環境省の「地域連携・低炭素水素技術実証事業」に参画し、ホテル内の約30%の電力を水素で賄っていた。今年3月31日で同事業終了にあたり、今後のCO2削減方法を模索する中、同省の「脱炭素社会構築に向けた再エネ等由来水素活用推進事業」に採択され、「水素サプライチェーン社会実装支援事業」として改めて水素発電システムを導入することとなった。
東急ホテルズは19年にサステナブル方針を制定。「地球にやさしいホテル・まちにやさしいホテル・ひとにやさしいホテル」を掲げ、ホテル事業を通じて「持続可能な社会」の実現を目指す。このたびより具体的な「アクションプラン2022」を設定し、全ホテルに共有し目標達成に向け進むとしている。
川崎区・幸区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|