全国の「市役所前」バス停を訪ね、昨年、東日本を制覇した、飯島正之さん(38・川崎区中島)がこのほど、調査報告を一冊にまとめた冊子を自費で発行した。訪れた102の市役所前バス停の写真とともに現場での発見などのエピソードを交えて紹介する。
飯島さんは「全国のバス停で一番多い名前が『市役所前』ではないか」との仮説を立て、それを検証するために2007年から全国各地を訪れている。
完成した『市役所前バス停プロジェクト』は自身で名付けた取り組みの名称。原稿は15年間、ブログに書き綴っていた内容を加筆修正してまとめた。バス停の紹介のほか、市役所前バス停の定義や調査方法を掲載したり、道中の失敗談やバス停巡りの相棒などを紹介したコラムもある。飯島さんは「さいたま市の市役所前バス停のローマ字表記が『Urawa』となっていたなど、実際に足を運んでみないと得られない発見や情報を読者に面白がってもらえるよう編集を心がけた」という。「時には『そうじゃないだろ』とツッコんでくれてもうれしい」とも語る。
冊子は600円(送料別途)で頒布。希望者はメール(traydrop@gmail.com)で受け付けている。市役所前バス停プロジェクトブログは現在も更新中でアドレスは、http://shiyakusyomae-busstop.blog.jp/
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