ひきこもりや孤独死などにつながる「社会的孤立」の解消を、ボードゲームを通じて考えるユニークな催しが8月8日(月)、新川崎タウンカフェ(幸区鹿島田)で開催される。「気軽に参加できるゲームで孤独や孤立している人が身近にいることを知ってもらえれば」と主催者は思いを込める。
「超高齢化社会体験ゲーム コミュニティコーピング」と銘打ったイベントは、任意団体「もっとコミュコネ」が主催し、一般社団法人コレカラ・サポートが後援する。
家族や社会との関係が希薄で他者との接触がほとんどない社会的孤立問題。とりわけ超高齢化社会が進展する中、高齢者の「孤独・孤立」対策は、社会的な課題となっている。
「社会的処方」経過知る機会
『コミュニティコーピング』は、参加者がまちの住民のキャラクターとなり、それぞれの得意なことを活かし、力を合わせて、地域に暮らす人びとの問題の解決に導く協力型のボードゲーム。様々な人の困り事に対して必要な人や支援などにつなげる「社会的処方」のプロセスを知ることができるという。何か支援できることがあることを考えるきっかけになるという。
今回のイベントの対象は小学校4年生から大人まで。主催者の1人である黒田史彦さんは「ゲームを通じてまちづくり、社会課題の解決に取り組みたい」「地域共生社会、地方創生、社会的処方、ゲーミフィケーションなどのテーマに興味がある」「SDGs【3】すべての人に健康と福祉を【11】住み続けられるまちづくりをに興味がある」人に参加していただければと参加を呼び掛ける。
開催時間は午前9時30分から11時30分まで。定員は12人。参加費用は大人1500円(税込)、学童・学生は1000円(税込)。詳細、申し込みはウェブサイトhttps://motto-comu-conne-20220808.peatix.com/から。
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