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川崎区・幸区版 公開:2022年11月25日 エリアトップへ

木育体験に園児笑顔 炭会社、保育園で授業

教育

公開:2022年11月25日

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マシュマロを炭火にかざす園児たち
マシュマロを炭火にかざす園児たち

 炭やまきを取り扱う福田商店(幸区中幸町/福田貴久社長)が、遊びを通して子どもたちに自然の恵みや火の大切さを知ってもらおうと、木育、火育の出張授業を行っている。

 11月17日には西大島ルーテル保育園(川崎区大島/武田一子園長)を訪れ、年長23人、年中24人に授業を行った。

 「もりとみずはなかよし」という手作り紙芝居では、雨や木の水分が土の中を通って川となり海にたどり着くまでの話や、森の木を間伐することでほかの木が元気に育ち、切られた木は炭やまきに生まれ変わるといった話で自然の仕組みを園児たちに伝えた。

 園庭にはヒノキのボールプールや、かまぼこの板を再利用した積み木を用意。園児たちはボールプールに勢いよく飛び込んだり、積み木を自分たちの背より高く積み上げるなど、普段経験できない遊びに笑顔を見せた。マシュマロを炭火で焼いて食べる体験では、棒に刺したマシュマロが色づくまで熱さを感じながら炭火に近づけていた。

 長谷屋詞葉(ことは)さんは「積み木が楽しかった。マシュマロも美味しかった」と満足顔だった。

 武田園長は「楽しいだけでなく、火の熱さなどを知る貴重な体験もできてよかった」と語った。

 福田商店の池尻博之さんは「木を使う者として、子ども達に資源の大切さを伝えることは使命だと思っている。ゲームで遊ぶことの多いなか、自然の中で遊ぶきっかけにもなれば」と期待も語った。

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