意見広告・議会報告
市政報告【10】 高校進学の受験生、保護者対象 模擬試験受験料支援補助金の周知を あしたの川崎・日本維新の会市議団 (幸区選出)なすのあやか
まもなく受験シーズンを迎えます。12月の議会では「模擬試験受験料支援補助金交付」について質問しました。
この補助金は、川崎市学習支援・居場所づくり事業に登録する児童のいる世帯に対し、その児童が高校等の進学のための受験に向けた模擬試験を受ける際の費用を補助するもので保護者が負担した範囲で、対象児童1人あたり6000円を上限に、予算の範囲内で交付しています。高校等への進学に向けたチャレンジを後押しすることを目的に交付が始まり、こども未来局によると12月10日までの利用実績は5件とのことです。
これからの受験シーズンに向けて模試への需要が高まることが想定される一方で、年明けに予定されている模試は残り1、2回程度です。市は模試の開催スケジュールに合わせて計画的にご案内を進める必要があります。また、助成制度の存在を保護者に事前に十分理解していただき、利用を促進するよう訴えました。
模試を受験することは現在の自分の実力を知るための大切な指標となります。模試を活用いただき、お子様が目指す進路に向けた振り返りや学びに役立てていただけるよう、最善を尽くすようお願いしました。
指定管理者施設のキャッシュレス化推進を
川崎市でもキャッシュレス決済の導入が進む中、市指定管理者施設における導入状況を伺いました。
市によると、現在、市指定管理者施設は197あり、このうちの6割超が無料で使用できる施設です。残り約36%は有料施設ですが、このうちキャッシュレス未導入が22・3%、導入が14・7%です。
また、同じ川崎市の施設であるにも関わらず、指定管理者が異なることで支払い方法が異なる現状があり、市民から「サービスの質を揃えてほしい」との声もあります。来年度は市内のスポーツセンターのうち、カルッツやとどろきアリーナを除く6つのスポーツセンター等で、指定管理が更新される時期です。これらの施設は、施設利用や指定管理者主催の教室事業、物販にかかる料金の窓口での支払時に、キャッシュレス決済を導入しているところやキャッシュレス決済対応の施設利用券の券売機を設置しているなど様々です。ちなみに、幸スポーツセンターは、指定管理者主催の教室事業のウェブサイトでの申込みや物販にかかる料金の支払時について、キャッシュレス決済を導入。一方、石川記念武道館は、キャッシュレス決済は未導入です。
議会では、サービス向上のためにも、指定期間更新の時期における総括評価事の際に、支払いの多様化を前提に振り返りを行うべきと指摘。そして指定期間更新の際には、こうした課題を踏まえ、施設ごとの導入費用の見積もりを行い、それに基づいた必要予算を年度計画に組み込むよう求めました。キャッシュレス導入には国や県の補助金・交付金の活用も視野に入れるべきとも、市に訴えました。市民サービス向上に向けて引き続き取り組んでまいります。
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なすのあやか
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2月7日