川崎区・幸区版

等々力球場 10月「開幕」

ハマスタ以上、県内最大

掲載号:2020年9月11日号

完成した等々力球場=市提供

 老朽化などで2016年から改築工事が行われていた等々力球場が今月完成。10月10日、一般利用を開始する。横浜スタジアムより広く、県内最大。式典と社会人チームの記念試合が行われ、新球場の歴史が開幕する。

 新しい等々力球場は、ホームベースから外野フェンスまで、両翼は横浜スタジアムより6メートル長い100メートル、センターは122メートルの広さを誇る。収容人数は旧球場と比べて約5千人増の9279人。市民だけでなく、硬式野球場として高校野球や社会人野球の大会などに引き続き利用される。福田紀彦市長は8月31日の記者会見で「(新球場は)収容人数が1万人以下のためプロ野球は開催できないが、2軍の可能性はなきにしもあらず」と話した。

 10日は午前10時から式典、午後2時から東芝対エネオスの記念試合が行われる。都市対抗野球で川崎市代表として出場している東芝の平馬淳監督は「社会人野球らしくレベルの高い試合を全力プレーで展開したい」と話し、エネオスの大久保秀昭監督は「神奈川のアマチュア野球界で歴史ある球場のこけら落としで大変光栄。観戦してよかったと思えるプレーを見せたい」と話した。

 学童から古希までの市内427チームが登録する川崎野球協会の川島哲夫会長は「ようやく県下に誇れる球場ができて非常にうれしい」と話す。

 旧球場は1967年に誕生し、長年市民に親しまれた。工事開始時は2018年に完成予定だったが、想定以上の廃棄物混じりの土や、軟弱な地盤などが影響し一時中断。市は土壌改良などの費用を増額し、工事費用の総額は約89億3千万円となった。

記念試合に招待

 川崎市は、記念試合に市内在住者500人を無料招待する。申込は市ウェブサイト、またはハガキに必要事項を記入し送付。締切は9月18日必着。応募の詳細など問い合わせは、市等々力緑地再編整備室【電話】044・200・2408。

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