神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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川崎区・幸区版 公開:2018年4月13日 エリアトップへ

第20代川崎区長に就任した 水谷 吉孝(よしゆき)さん 多摩区在住 57歳

公開:2018年4月13日

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感動が実行の原動力

 ○…少年野球の始球式に始まり、イベントへの顔出し…。川崎区政のかじ取り役に就任以来、地域内を東奔西走する。昨年は川崎区副区長を務め、かつては経済労働局商業観光課長として商店主たちと膝を突き合わせた経験を持ち、地元ではちょっと知られた存在だ。夫人も長年、桜本にある市ふれあい館のチャンゴ教室に通っており、川崎区とは縁が深い。

 ○…小学校時代から多摩区で過ごした。育てられた川崎に恩返しをしたいとの思いで1983年に川崎市役所に入所。当初は民間志向だったが、最初に配属された中原区役所市民相談室で気持ちが変わった。「訪れた市民とたわいのない話をし、その後『ありがとうございました』と喜んで帰る姿に嬉しさを覚えましてね」。当時の光景は今でも脳裏に焼き付いており、今の仕事の原動力につながっている。

 ○…市教育文化会館の大ホールは、人生の中で思い出深い施設。中学か高校時代のどちらか記憶が定かでないとしつつ、合唱コンクールでステージに立ち、感動と感激を覚えた。「それまでは運動部でしたが、大学グリークラブに入部するきっかけとなりました」。そんな経緯もあり、ホールの閉館にはひときわ寂しさを覚えたという。

 ○…区内には一人暮らしのお年寄りは1万2千人余り。このうち、男性が5割超を占める。他区と比べても突出して高い割合が気がかりだ。「地域に居場所がない方もいる。こうした方と接点を持つことは大変だと思う。地域で見守れるようにしていきたい」と力を込める。医療、看護、介護などの関係者が地域包括ケアシステム構築のために一堂に会する学習会への参加にも意欲を見せる。年に数回、家族で出かける乗鞍高原で温泉につかり、英気を養う。

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