議会報告 東京オリンピック・パラリンピックに向けた川崎港の活用について質問しました 川崎市議会議員 本間けんじろう
2月13日から始まった平成30年第1回定例会が3月16日に閉会しました。私は3月6日の予算審査特別委員会において質問致しましたので報告致します。
東京オリンピック・パラリンピックまで2年余りとなりました。東京都の隣に位置する本市も街の活性化に向け、オリンピック・パラリンピックを契機にした取り組みがあり、行政の見解を尋ねました。
昨年6月に国では「クルーズ船のホテルとしての活用に関する分科会」が開かれ、本市はオブザーバー参加致しました。これは大会期間中の宿泊施設不足を補うため、大型客船を長期間、港に停泊させホテルとして利用する取り組みで、最近の夏季五輪でも導入された実績があり、注目されている事業です。川崎港には客船専用ターミナルはありませんが、東扇島地区の物流ターミナルを活用し、羽田空港に近い好立地を活かして誘致成功を目指しています。誘致できれば、宿泊客や客船を見物する観光客が国内外から川崎に多く訪れることになり、地域・経済の活性化が期待できます。
一方で課題も多くあります。まず、市街地と東扇島地区との往来方法が限られるため、アクセス向上が不必要不可欠です。そこで、市街地側の既存の船乗り場を活用した海上からのアクセスの検討など意見致しました。さらに、工業港特有の安全対策、貨物船や物流への影響の軽減策と合わせ、「川崎港に泊まって良かった」と思って頂ける付加価値の創造も重要です。今、注目の工場夜景、京浜工業地帯を見渡せる展望室のある川崎マリエンや人工海浜のある東扇島東公園、人気の釣りスポットである西公園等、楽しんで頂けるポテンシャルがあるので施設や周辺の整備を進め、川崎港に親しみを持って頂けるように取り組んで参ります。
また、川崎区には多くの魅力があるので、立ち寄った方々がいつでも楽しみを発見できる観光事業の促進による地域活性化を目指してまいります。
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市政レポート
議会運営委員会委員長 大都市税財政制度調査特別委員会委員長自民党 川崎市議会議員(幸区) 野田 まさゆき
3月22日
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