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パート募集中 やりがいのある介護現場で働きませんか？ 桜本 桜寿園
「介護の仕事をしていると、年に十数回、看取りの場面に立ち会います。いつも考えるのは、その方が輝いていた頃の喜びを感じて最期を迎えることができたか」――。介護老人福祉施設「桜寿園」施設長の仁科淳子さんはそう語る。
仁科さんの職場では、お世話をするお年寄りに対し「地域でどのように暮らしてきたのか」に心を砕く。長年、馴染みの店に出向いたり、地域の行事に参加して、お年寄りが生き生きする介護に取り組んでいる。
働くうちに次第に知り合いも増え、近隣の人たちから温かな声を掛けられることもしばしばだ。「仕事を通じ地域がより好きになる」と仁科さん。
死期が迫っていたあるお年寄りは誕生日を迎え、仁科さんら職場のスタッフはベッドまわりを装飾してささやかなお祝いをした。その日の晩にお年寄りは亡くなった。病院でのチューブにつながれた母親の姿に心を痛めていた家族から「連れて帰ってきて良かった」との言葉が寄せられた。お年寄りの笑顔を大切にした「ケアは気づかい」が実感できた時だった。
桜寿園では現在、パートスタッフを募集中。「やりがいのある職場でともに働きませんか」
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