市政リポート お口の健康フェア2018市立小に導入求める「フッ化物洗口」も紹介 川崎市議会議員 野田まさゆき 自民党
多職種連携で体をトータルサポート
歯と口の健康週間(6月4日〜10日)に合わせ、川崎市と川崎市歯科医師会が中原市民館で開催した「お口の健康フェア2018」を視察しました。今年で38回目を迎え、昨年の来場者は1800名を超え、年々増加しています。健康増進など共通した目標に向け、異なった専門性をもつ専門職が共に働く多職種連携として、市内の薬剤師会、歯科技工士会、看護協会、栄養士会をはじめ多くの団体や企業が協力し、フェアを一つの形にしています。
近年の社会構造の変化、衛生観念、生活レベルの向上により、むし歯、歯周病は減少、それに伴い歯の喪失も著しく減少し、多くの歯が残せる様になって来ています。最近は、お口の機能が注目され、噛む力、飲み込む力、きちんと話す機能が大切とされています。それが全身の健康にも影響する事も明らかになりました。この考えを「オーラルフレイル予防」と言います。
オーラルフレイルの兆候を早期発見し、日常生活の見直しを正しく行う事で進行を抑制、更には健康な状態まで戻す事が出来る事も明らかになっています。
会場ではお口・看護・お薬の相談、フロス・歯磨き指導、骨密度・脳年齢などの測定、川崎市でスタートした妊婦さんとパートナーを対象とした歯科検診の紹介など様々なブースが設けられ、多くの方がお越しになりました。
子や孫の世代に良い取り組みを始めたい
フェアでは、むし歯予防に効果のあるフッ化物の体験コーナーも設けられ、多くの方々がフッ化物洗口やフロリデーション水に興味を示していました。
主催には川崎市、後援には川崎市教育委員会が名を連ねる本取り組みで、私が市立小学校へ導入を求める「フッ化物洗口」が紹介される事は、市や教育委員会もその有効性について十分に認識している証です。子や孫の世代に良い取り組みをスタートさせたい!今後も市立小学校での導入を強く求めて参ります。
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4月19日
4月12日