振り込め詐欺を防ごうと、川崎市防犯協会連合会、神奈川県警察川崎市警察部、川崎市が協力し、市所有のごみ収集車を使った広報活動に今月24日まで取り組んでいる。
県警によると、川崎市内の振り込め詐欺は今年1月1日から9月末時点で298件約6億400万円で過去最悪ペースだという。
こうした状況の中、市防犯協会では「『キャッシュカードを預かる お金用意して』は、サギ!気を付けて」などと記されたA4サイズのマグネットシートを作成し、県警に寄贈。これを受け県警は「地域の路地裏まで走行するごみ収集車に貼り出して高齢者とその家族へ注意喚起をしよう」と市に貸し出した。
先月18日のキックオフには、宮田良辰川崎市防犯協会連合会会長と廣瀬豊神奈川県警察川崎市警察部長、大澤太郎川崎市環境局長が市所有のごみ収集車にマグネットシートを貼付することや音声で注意喚起することを確認した。
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