市政報告 川崎区浸水対策、中期計画で質疑 川崎市議会議員(川崎区)みらい川崎市議団 林としお
12月17日の市議会一般質問では、川崎区内の浸水対策を取り上げました。浸水対策について、私はこれまで再三にわたって議会で質問や要望を行い、2017(平成29)年には浸水リスクの高い重点化地区(川崎駅東口周辺地区、京町・渡田地区、大島地区、観音川地区)の選定実現、そして、京町・渡田地区では、浸水実績が集中する小田3丁目で対策工事が進められるようになりました。今回は、「上下水道事業中期計画」が市議会環境委員会に示されたことから、川崎駅東口周辺地区以外の3地区の対策や現況を伺いました。
小田3丁目地区対策工事来年度中に完了
小田3丁目の対策工事の進捗については、昨年2月から東小田小学校から小田第2公園までの区間で、内径800ミリメートル、延長230メートルの導水管の布設工事を行い、今年2月の完成を目指しています。その上流区間の導水管布設工事なども控えており、全ての工事は来年3月末までに完了させる予定といいます。
入江崎統合幹線(仮称)を整備
市が示した「上下水道事業中期計画」によると、雨水をためる貯留管としての機能を持つ内径6メートルの「入江崎統合幹線(仮称)」を、入江崎水処理センターから皐橋交差点付近までの区間で延長4キロメートル整備。さらに同幹線に雨水を導く管きょを約6キロメートル整備します。これにより、1時間の降雨量が58ミリに達する10年に1度の降雨量での浸水は解消し、1時間の降雨量が過去最大の92ミリの場合でも床上浸水は免れることになります。
工事着手予定は25(令和7)年度と長期的な対応となりますが、議会で私は計画通り進めるよう要望しました。引き続き注視してまいります。
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4月19日
4月12日