正しい乗りかた学ぶ 親子自転車教室
幸区PTA協議会は今月5日、親子自転車安全教室を幸区北加瀬の日吉小学校で行った。
当日は、区内の小学生ら約230人が参加。保護者が見守る中、模擬信号機などが置かれた特設コースを走行した。
路上駐車された車の脇を通る実技練習では、交通安全指導員や警察官の指導の下、「前後左右を確認してから進む」「止まった際の右足は、ペダルに乗せておく」など、子どもらは自転車の基本的なマナーについて学んだ。
その他にも、トラックの死角を目で確認できるコーナーや車の内輪差実験、自転車の無料安全整備なども行われ、親子で楽しむ姿が見られた。
親子での自転車教室開催の意義について同協議会では「親も一緒にマナーやルールを学ぶことで、普段から子どもたちに注意ができるようになり、親自身も安全への意識が向上する。自転車マナーの向上にもつながれば」と話す。
母親と参加した戸手小学校の大津仁くん(9)は「普段、カーブを曲がるときに後の確認まではしていなかった。今後はしっかり確認したい」と笑顔で話した。
同教室は、学校が夏休みに入る前のこの時期に合わせ、毎年開催している。
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