川崎美容組合(田口治雄組合長)と中原美容組合が17日、幸区堀川町のラゾーナ川崎プラザで「くしの日チャリティーカット」を開催した。同取り組みは美容師が無償でカットや眉カットを行い、利用客から理容代の代わりに被災地などへの寄付金を募るもの。9月4日の「くしの日」にちなんで毎年開催されており、今回で24回目となった。
当日は美容師72人が参加。20ほど用意された席が埋まる時間も多く、会場には待合客の列ができていた。
買い物の途中で偶然通りかかり、利用したという木村裕子さん(61)は「楽しいお話をしながらカットしていただけて満足」と話した。また「美容師さん達は休日を返上してやっているんだと思う。素晴らしい取り組み」とチャリティーで行われた同イベントの趣旨にも賛同を示していた。カット1千円、眉カット500円とリーズナブルな金額も人気だった。
イベントを取り仕切った川崎美容組合青年部の田口美香部長(44)は「チャリティー企画ということもあり、多くの方に賛同をいただけた」と手ごたえを感じていた。普段と変わらないサロンワークを心掛けたといい「お客様の笑顔が見られて、率直にうれしかった」と笑顔だった。
今回集められた募金は東日本大震災復興支援基金に寄付される。
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