塚越で総合防災訓練 約420人が参加
幸区自主防災連絡協議会(鏑木茂哉会長)主催の総合防災訓練が14日、塚越中学校で行われ、区内の各地域から約420人が参加した。
当日は、体育館への誘導や名簿の作成・管理などをはじめとした避難者受入れ訓練やトイレの組み立て、応急給水、物資受入、避難所閉鎖訓練などが行われ、参加者らは体験しながら、災害時の対応について確認し合った。
また、炊き出しの訓練では、非常用保存食のアルファ米・五目御飯を実際に約350人分調理。参加者にふるまうなど災害時を想定して行われた。参加者からは「こうして事前に確認し合っておくことはすごく重要だと思う。勉強になることも多かった」などの声が聞かれた。
鏑木会長は「地域防災力は日頃の繋がりと訓練が重要になる。今後もさまざまな訓練を行いながら幸区の防災力を上げていきたい」と話した。
同訓練は、地域の防災意識を高めるとともに、発生が予測されている川崎市直下型地震に対して、行政、自主防災組織、関係機関などが発生後の体制を確認し、災害後に迅速な初動が取れるようにすることを目的に行われた。
|
|
|
|
|