神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
幸区版 公開:2013年12月27日 エリアトップへ

「ねむの木学園」支えたい 教育に共感の市民有志カンパで美術展企画

公開:2013年12月27日

  • LINE
  • hatena
ねむの木学園講堂で出展作品を選ぶ関係者
ねむの木学園講堂で出展作品を選ぶ関係者

 女優・宮城まり子さん(86)が園長を務める「ねむの木学園」の教育を絵画作品を通して知ってもらおうと、神奈川大学名誉教授の松岡紀雄さん=二宮町在住=らが市民カンパによる美術展の開催を計画している。

来年3月、横浜で

 計画中の『ねむの木の子どもたちとまり子美術展』は、来年3月20日から30日まで「そごう美術館」(そごう横浜店6階)で開催。感性豊かな子どもたちの作品約250点が展示され、宮城さんも連日顔を見せる予定だ。

 「ねむの木学園」(静岡県掛川市)は、知的・身体的障害のある子どもたちのための養護施設で、1968年創設。「だめな子なんかひとりもいない」を合言葉に、障害のある子どもたちの隠れた才能を引き出す教育を実践している。感受性を大切にする教育は、絵画や工芸、音楽といった分野で成果が大きく、パリ近代美術館での美術展を実現させるなど、内外で高く評価されている。

 今回の美術展は、学園の教育実践に共感する一般市民らが実行委員会(代表幹事・松岡さん)を作り、「個人を中心に各1万円、1000件の協賛を得て美術展を実現させる」ことを目標に準備(協賛者には入場券6枚が送付される)。宮城さん自身も「子どもたちや保護者、先生方にもぜひ、見てほしい」と語っているという。

賛同者広く募る

 現在、協賛者は650件を超えているが、松岡さんらは、さらに多くの市民への協力を呼びかけている。集まった協賛金と当日の入場料は、経費を除き全て「ねむの木学園」と「ねむの木福祉会」に寄付される。協賛金の振込先は【郵便振替口座】00210—2—101688 ねむの木展横浜開催・協賛実行委員会。詳細・問い合わせは、!0463・68・1105または、http://matsuoka007.sakura.ne.jp/。

幸区版のローカルニュース最新6

TARO賞、26作品集う

岡本太郎美術館

TARO賞、26作品集う 文化

4月9日まで作品展

2月24日号

30項目で初動体制確認

30項目で初動体制確認 社会

幸区春の防災訓練で

2月24日号

9人に自治功労賞

9人に自治功労賞 社会

「今後も市政の発展に寄与する」

2月24日号

エイサーの迫力に魅了

エイサーの迫力に魅了 社会

白山幼稚園で演舞会

2月24日号

障害者スポーツを体験

2月25日

障害者スポーツを体験 スポーツ

富士通スタでFD競技会も

2月24日号

総力戦で勝利つかむ

川崎ブレイブ

総力戦で勝利つかむ スポーツ

大阪に1勝1敗

2月24日号

あっとほーむデスク

  • 9月18日0:00更新

  • 7月11日0:00更新

幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2017年2月24日号

お問い合わせ

外部リンク