「だれでもカフェin幸」の代表を務める 末木 源一郎さん 新川崎在住 62歳
会話で笑顔の輪広げる
○…地域住民の集いや人、情報の交流の場として全国的にも注目が集まるコミュニティカフェを幸市民館に開設しようと活動する『だれでもカフェin幸』の代表を務める。「老若男女問わず、ここに来ればホッできる、そんな場所を作っていきたい」。現在メンバーは14人。来年2月完成予定の新区役所内にできる市民活動センターと合わせて開設できるよう市民館と話し合い、企画運営、方法の準備等を進めている。
○…コミュニティカフェの存在を知ったのは3年前。区の会議に参加していた時のことだった。かねてから「気軽に集まれる大人のたまり場のような場所がもっとあってもいい」と考えていた。そんな折、偶然市民館でコミュニティカフェを学ぶ講座が目に止まり迷わず参加。講座の最後には実験的にカフェを開設し、約40人が来場した。「みんながすごくいい時間で楽しかったと言ってくれた」。そうした声を受け、昨年から市民館とともに会を立ち上げ、実現に向け動き出した。
○…6年前に横浜市から新川崎に転居。これまで仕事一筋で過ごしてきたが、自宅マンションの駐輪場問題を契機に自治会設立等の地域活動にも積極的に参加するように。区民が街の課題の提言と解決を図る「まちづくり推進委員会」にも参加。プロジェクトリーダーとして携行型の緊急連絡先やかかりつけ病院等をまとめたセルフカードの導入を区に提案した。「地域活動は、みんなが幸せになる方法をみんなで考えないといけない。そこが難しいからこそやりがいを感じる」。
○…「会のメンバーは皆、熱い思いとやる気にあふれている。それぞれの思いを大切にしつつ、地域からの要望も発掘してまとめていきたい」。カフェ実現に向けては課題もあるが、「1つ1つクリアして、来年2月の開設を目指したい。私個人的には男性1人でも来られるようなカフェができたら」。まだまだ夢半ば。実現に向け歩みを続ける。
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