幸警察署(石井孝署長)は4月27日、川崎市立幸文化センターで開かれた「第41回さいわい寄席」において、主催した幸落語研究会の清流亭いしあたま代表に感謝状と記念メダルを贈呈した。
21年前から「さいわい寄席」を行っているいしあたまさんは、今回の舞台で振り込め詐欺防止落語を企画、披露。落語を通じた防犯意識の向上に貢献したことが評価された。
振り込め詐欺防止落語は、若手落語家のかばち家大福さんとよろず家笑治さんの2人による二人羽織で行われ、振り込め詐欺に対する関心を高める効果があった。
寄席では二人羽織のほか古典落語も披露され、会場に詰めかけた約1600人の観客により、会場内は拍手と爆笑に包まれた。
また、毎月27日は交番の日ということもあり、当日は幸署員15人が会場に駆けつけ、詐欺防止を呼び掛けるチラシを配布した。さらに、舞台では詐欺防止のアンケート調査を実施、詐欺の手口や注意点を訴えた。
いしあたまさんは「会場では白バイに乗って記念撮影などをして、とても盛り上がりました。落語を通して詐欺防止に役立った寄席になったと思います」とコメントを寄せた。
いしあたまさんは、昨年「アマ・プロ共演寄席入場者数日本一」に認定され、長年、寄席を通して市民を楽しませている。
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